松河戸町の沿革   目 次

項目  ページ 内容
● はじめに
● 松河戸町の沿革作成にあたって
   
  1 松河戸の沿革(総論) p1 現代人のルーツは村にあります。此の地に住んだ先人たちの足跡を時代を追ってみてみます。
(1) 此の地の形成 P3 ① 此の地の地形、 ② 此の地の誕生、 ③ 地質時代、太古の時代区分表
Ⅰ総論  (2) 川沿いの文化 P9 ➀川沿いに稲作が発祥(縄文~弥生時代)、 ➁川沿いの古墳(古墳時代)
Ⅰ総論  (3) 律令国家体制 p13 ➀条里制による口分田での農業(飛鳥~奈良時代)、 ➁道風が活躍した時代の国風文化(平安時) 
③荘園のなかでの暮らし(平安~鎌倉時代)
Ⅰ総論  (4)封建的政治体制 p20 ➀荘園の変質と農業技術の発達(鎌倉~室町時代)、 ➁惣村の発達(室町~戦国時代)
③村社会の成立と農民統制(安土桃山~江戸時代)
Ⅰ総論  (5) 幕末の春日井 p29 ①幕末と村民の暮らし、 ➁幕末・維新の混乱
(6) 地方制度の整備
 (明治から昭和(戦前))へ
p34 ➀行政区画の試行錯誤、 ➁地方自治の始まり、 ③行政区域の変遷表
Ⅰ総論  (7) インフラ整備と殖産興業 
   (明治から昭和(戦前))へ
p41 ① 税制改革、 ➁貨幣制度、 ③ 徴兵制、 ④ 学校制度、 ⑤農業政策・改革、 ⑥郵便、電信電話
⑦鉄道(中央本線)
Ⅰ総論  (8) 戦前、戦中の様子 p73 ① 農村恐慌と小作争議、 ② 戦争の時代
(9) 戦後の様子 p79 ①戦後の混乱 ② 農地改革、 ③農家の構造変化、 ④ 鳥居松工廠跡地、
⑤子どもの頃の遊び(戦前~昭和30年代)、 ⑥松河戸周辺の工業化
Ⅰ総論  (10) 区画整理から未来 p97  
Ⅰ総論  (11) 松河戸を揺るがした
産業廃棄物処理施設
p101 ① 施設建設の反対、 ②試運転における度重なる事故、
③ 産業廃棄物処理施設建設反対運動の経過表
(12) 松河戸の年表 p105  
2 松河戸
土地区画整理事業
p111 私たちの先輩達が苦労して行った区画整理事業についてみてみます。
Ⅰ総論 (1) 区画整理前事業
       前の松河戸
P112 ①区画整理の必要性、②区画整理への流れ、③組合施行から市施行へ、④区画整理事業計画
Ⅰ総論 (2) 区画整理工事の実施 P117 ①区画整理事業施行、②まちづくりワークショップ、③区画整理工事の開始、④換地図
Ⅰ総論 (3) 区画整理事業の完成 P122 ①区画整理事業竣工式、②ムラからマチへ、③かつての美しい田園地帯、④道端から見えた遠くの山々
Ⅰ総論 (4) 区画整理のあゆみ P129 ①市施行の場合の土地区画整理事業の手順、 ②松河戸土地区画整理事業の年表
3 暮らしと川 p131 時には水害をもたらしましたが、先人たちが川と向き合ってきた暮らしについてみてみます。
Ⅱ自然とくらし (1) 松河戸の川 p132  
Ⅱ自然とくらし (2) 治水対策 p134 ① 水運としての利用、 ② 住民による治水対策、 ③ 行政による治水対策
Ⅱ自然とくらし (3 )防災意識の高まり p142  
Ⅱ自然とくらし (4 )洪水被害 p143  
Ⅱ自然とくらし (5) 渡しと橋 p146  
Ⅱ自然とくらし (6) 美しい川 p149 ① 庄内川の思い出、 ➁ 地蔵川の思い出
Ⅱ自然とくらし (7) 地蔵川のむかし話「魚と文太」のおはなし p152  
4 暮らしと道 p153 道はムラ人にとって重要な生活基盤でした。松河戸の人々の暮らしと道との関わりついてみてみます。
Ⅱ自然とくらし (1) 松河戸の道 p154  
Ⅱ自然とくらし (2) 生活道と慣習 p156  
Ⅱ自然とくらし (3) 耕地や外と接する道 p158  
Ⅱ自然とくらし (4) 松河戸の本道 p158 ① 玉野道、 ② 関田名古屋線・松河戸枇杷島線・松新への道  ③バス路線
Ⅱ自然とくらし (5) 区画整理事業 p162  
Ⅱ自然とくらし (6) 道、溝などの管理 p163  
Ⅱ自然とくらし (7) 松河戸の今日の道 p164  
Ⅱ自然とくらし (8) 春日井の下街道 p166  
Ⅱ自然とくらし (9) 五街道、木曽街道、下街道 p168  
5 暮らしと民家 p169 松河戸の集落と民家、暮らしについてみてみます。
Ⅱ自然とくらし (1) 松河戸の集落・家並 p170  
Ⅱ自然とくらし (2) 松河戸の民家 p171 ① 屋敷、 ➁ 附属舎、 ③ 構造間取り、 ④ 戦前の食事、 ⑤ 普請
Ⅱ自然とくらし (3) 戦後の増改築ブームと区画整理後 p178 ① 増改築ブーム、 ➁蠅(ハエ)のいた生活、 ➁ 区画整理後の民家
6 農業とくらし p181 3千年つづいた松河戸の米作づくり、先人たちの知恵と努力と伝統についてみてみます。
Ⅱ自然とくらし (1) 農業(稲作)技術の進歩 p182 ① 稲作の発祥、 ② 二毛作可能な土地、 ③ 品種改良、
④ 苗代・田植え、⑤ 肥料、⑥ 農薬
Ⅱ自然とくらし (2) 農機具の発達 p186 ① 耕耘道具、 ② 田植えと除草、 ③ 稲刈り、 ④ 脱穀、 ⑤選別、
⑥ 籾摺り・米つき、 ⑦ 藁うち、加工道具
Ⅱ自然とくらし (3) 歳時と農業のくらし p196 ① 農業に関わる共同作業・制度、 ② 農業に関わる年中行事、
③ 松河戸地区の農作業暦
7 集落と地名 p205 古村には、その土地の自然の特徴から付けられたものが多くあります。地名は、ふる里の無形文化財です。
Ⅱ自然とくらし (1) 「松河戸」の地名 p206  
Ⅱ自然とくらし (2) 松河戸区域の動向 p207  
Ⅱ自然とくらし (3) 「町河戸内」の地名、名称 p208  
8 松河戸の神社仏閣 p211 室町時代になると、現在のムラが出来上がってきますが、松河戸の神社、お寺もこの頃創建されています。
Ⅲ信仰と宗教 (1) 白山神社 p212  
Ⅲ信仰と宗教 (2) 観音寺 p218  
Ⅲ信仰と宗教 (3) 昌福寺 p220  
Ⅲ信仰と宗教 (4) 佛法堂 p222  
9 信仰、習俗 p223 昔から農業と結び付いた伝統行事、すでに行われなくなったものも多くありますが、もう一度記憶をたどって振り返ってみます。
Ⅲ信仰と宗教 (1) ムラ人のお祭り(民間信仰) p224 ① 正月の行事、 ② 夏祭り、 ③ お盆の行事 、 ④ 秋祭り 、 ⑤ その他の農業と結びついた行事
Ⅲ信仰と宗教 (2) 季節の行事 p235 ① 五節句、 ② 二十四節気 、 ③ 雑節
Ⅲ信仰と宗教 (3) 講(民間信仰) p241 ① お日待ち(講) 、 ② 庚申講、 ③ 念仏講 、 ④ 地蔵講、 ⑤ 弘法講、 ⑥ 善光寺講
⑦ 秋葉講、 ⑧ 報徳講 、 ⑨ 御嶽講 、 ⑩ 洲原講、 ⑪ 西国三十三ケ所巡礼、 ⑫ その他
Ⅲ信仰と宗教 (4) 冠婚葬祭、通過儀礼等 p249 ① 初宮参り、 ➁ 七五三詣、 ③ 稚児行列、 ④ 成人式、 ⑤ 結婚式、 ⑥ 四十二厄、
⑦ 歳祝い、 ⑧ 葬儀式 、 ⑨ 法要
10 村里の小さな神社 p255 「松河戸の沿革」を知るには、「島の神社」なくして語ることはできません。
Ⅲ信仰と宗教 (1) 松河戸の神社と神社の形成 p256 ➀自然崇拝、祖先崇拝、 ➁島(集落)の形成、 ③島の神社のの建立、 ➃崇敬神社の祭神分霊、
⑤1村1社合祀令
Ⅲ信仰と宗教 (2) 島の神社 p260 ➀ 門田島の白山社    ➁ 道下島の津島神社   ③ 道下島の浅間社
④ 八ツ家島の八幡社   ⑤ 八ツ家島の山神社   ⑥ 八ツ家島の小野社
⑦ 中島の熊野社     ⑧ 中島の神明社      ⑨ 中島の宇賀社 
⑩ 中小路島の市岐島社  ⑪ 川原島の愛宕社     ⑫ 川原島の竈神社 
⑬ 段下の斎宮社     ⑭ 八ツ家島の辻天王   ⑮ 昌福寺の御嶽社
Ⅲ信仰と宗教 (3) 村社 白山神社 p266 ➀ 村社白山神社の成り立ち、 ➁ 白山神社の運営
Ⅲ信仰と宗教 (4) 白山神社の年表 p285  
11 小野道風伝説 p287 平安時代に新しい和様の書を創設した小野道風公は、この松河戸の里で生まれたとされています。
Ⅳ伝承・歴史 (1) 松河戸誕生の伝説 p288  
Ⅳ伝承・歴史 (2) 道風の逸話 p292 ① 柳に跳びつく蛙、 ② 道風の人気、 ③ 道風の人柄
④ 浄瑠璃と花札、 ⑤ 道風さんの唄、 ⑥ 道風の切手と踊り
Ⅳ伝承・歴史 (3) 道風のゆかりの地 p298 ① 道風のふるさと松河戸の里、 ➁ 道風のもう一つの生誕を祀る神社
③小野氏の本拠地と道風の終焉の地
Ⅳ伝承・歴史 (4) 道風の業績 p301  
Ⅳ伝承・歴史 (5) 道風ゆかりの作品 p302  
Ⅳ伝承・歴史 (6) 小野氏系図・道風年譜 p308 ① 小野氏系図、 ② 小野道風年譜
12 十五の森の悲話 p311 15歳の娘が村の人柱となりました。この悲劇を忘れないことが娘さんの供養になるとの思いで今日まで語り継がれてきました。
Ⅳ伝承・歴史 (1) 史跡十五の森 p312  
Ⅳ伝承・歴史 (2) 十五の森の供養と伝承 p313 ① 観音寺の供養、 ② 伝承活動・事業の年表、 ③ 小野小学校のクロガネモチ、
④ 旧矢野宅から観音寺まで水が送られていた。
Ⅳ伝承・歴史 (3) 十五の森のおはなし p316  
13 小牧・長久手の戦い p319 天下取りのターニングポイントといわれているこの戦いに、地域の人達はどのように向きあったのでしょう。
Ⅳ伝承・歴史 (1) 戦いと住民 p320  
Ⅳ伝承・歴史 (2) 春日井の刀狩 p324  
Ⅳ伝承・歴史 (3) 戦いの様子(時系列表) p326  
14 松河戸遺跡 p329 区画整理の際、縄文時代の終わりから弥生時代前期と鎌倉・室町時代の複合集落跡が発見されました。
Ⅳ伝承・歴史 (1) 遺跡発掘調査 p330  
Ⅳ伝承・歴史 (2) 環濠集落 p331  
Ⅳ伝承・歴史 (3) 遺跡からみえてくる人々のくらし p332  
Ⅳ伝承・歴史 (4) 出土品 p333 ① 土器、 ② 石器、 ③ 木製品、 ④ 祈り・まつりの道具
15 史跡、遺跡、石碑 p339 松河戸には、「道風公」や「十五の森」等に関した文化財や石碑が多くあります。鑑賞してみてください。
Ⅳ伝承・歴史 (1 )松河戸にある文化財と石碑 p340  
Ⅳ伝承・歴史 (2) 道風公園内にあるもの p341 ① 小野道風、十五の森関係、 ➁ それ以外
Ⅳ伝承・歴史 (3) 観音寺内にあるもの p344 ① 小野道風、十五の森関係、 ➁ それ以外
Ⅳ伝承・歴史 (4) 白山神社内にあるもの p347 ➀ 構築物、 ➁ 設置物、 ③ 御神木、 ➃ 保管所蔵物
Ⅳ伝承・歴史 (5) その他 p358 ① 小野道風、十五の森、 ➁松河戸遺跡、 ➃名古屋上水道と尾張広域緑道
Ⅳ伝承・歴史 (6) 弁財天と名鉄瀬戸線 p359  
16 自治会組織 p361 室町時代から始まったとされる松河戸の集落について、自治組織の成り立ちと現在の活動についてみてみます。
Ⅴ自治活動団体 (1) 自治会の歴史 p362 ① 室町から江戸時代、 ② 明治から戦前、 ③ 戦後の自治会
Ⅴ自治活動団体 (2) 自治会の役割 p366 ① 自治会と行政の関係、 ② 自治会の果たす役割、 ③ 自治会のかかえている問題
Ⅴ自治活動団体 (3) 松河戸の自治会 p369 ① 役員、 ② かつての「島」は村の最小自治組織、 ③ 構成員としての役割、
④ 自治活動の集会所
Ⅴ自治活動団体 (4) 区会の活動内容 p373 ① 区会の構成、 ② 松河戸区事業計画、 ③ 活動内容
17 松河戸の自主活動団体 p381 青年団を始め多くの団体がムラのために活動してきました。既になくなった団体もありますが、ここに紹介させていただきます。
Ⅴ自治活動団体 (1) 青年団 p382 ① 近世~戦前の青年団、 ② 戦後の青年団
Ⅴ自治活動団体 (2) 消防団 p385  
Ⅴ自治活動団体 (3) 婦人の会 p387  
Ⅴ自治活動団体 (4) 子ども会 p389  
Ⅴ自治活動団体 (5)その他の団体 p392 ①松河戸老人会 ②敬老会 ③松河戸誌研究会 ④ゲートボール道風クラブ  ⑤神楽会
18 道風公顕彰活動と書道教育 p395 地元住民による道風公顕彰活動と書道教育についてみてみます。
Ⅴ自治活動団体 (1) 道風公の顕彰活動 p396  ① 戦前の顕彰活動、 ② 戦後の顕彰活動、 ③ 小野道風公遺跡保存会、
④ 小野道風顕彰活動・事業の年表
Ⅴ自治活動団体 (2) 道風祭 p403 ① 道風祭(通常の年の道風祭)、 ② 道風祭(特別記念行事)、 ③ 野外大揮毫大会
Ⅴ自治活動団体 (3) 道風展 p412  
Ⅴ自治活動団体 (4) 県下児童生徒席上揮毫大会 p415  
Ⅴ自治活動団体 (5) 教育書写の変遷 p417  
Ⅴ自治活動団体 (6) 平安朝行列初年度 
第9回春日井まつり
p419  
Ⅴ自治活動団体 (7) 小野社の移転 p412 ① 小野小学校の奉安殿の小野社への移転、 ② 区画整理に伴う小野社の移転工事
19 庄内川沿いの探訪 p423 人々がこの川とともに生きてきた痕跡が今なお多く残っています。この春日井の文化を育んだ川を探訪します。
Ⅵ地域探訪 (1) 古墳、古代遺跡 p427
Ⅵ地域探訪 (2) 庄内川の渡し p439
Ⅵ地域探訪 (3) 庄内川に架かる橋 p445
Ⅵ地域探訪 (4) 治水と水利用 p453
Ⅵ地域探訪 (5) その他の名所 p463
Ⅵ地域探訪 (6) 庄内川の自然を探訪(カヌーで川下り) p473
20 松河戸の人口世帯 p487 区画整理が行われ人口が増加しています。人口世帯推移をみてみます。
Ⅶその他資料     ①松河戸町の人口、世帯数の推移、 ➁松河戸町の丁目別、 ③年齢構成比率、 ➃男女別比率
21 松河戸地区施設地図 p493 松河戸の主な施設地図です。
Ⅶその他資料      
22 関係資料 p495 過去の資料を見てみるといろんなことが分かってきます。
Ⅶその他資料 (1) 地域誌(古文書)松河戸関係分 p496  
Ⅶその他資料 (2) 松河戸区資料(古文書) p498